かながわボランティアセンター

社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

様々なご支援をいただきましたDonations/Fund

(一社)神奈川県自動車会議所 福祉車両(車いす移動車)寄贈

●寄贈者
(一社)神奈川県自動車会議所

●寄贈内容
福祉車両(車いす移動車) 8台

●寄贈先
社会福祉法人こうよう会 多機能型事業所ジャンプ(横浜市)
医療法人三星会 老人保健施設レストア川崎(川崎市)
社会福祉法人風の谷 やまびこ工房(相模原市)
社会福祉法人唐池学園 コペルタ貴志園(綾瀬市)
医療法人社団仁恵会 介護老人保健施設相模大野(相模原市)
社会福祉法人県西福祉会 県西福祉センター(南足柄市)
社会福祉法人常成福祉会 花鳥デイサービスセンター(秦野市)
社会福祉法人宝安寺社会事業部 ほうあん第1しおん(小田原市)

●福祉車両(車いす移動車)寄贈の取り組み
毎年8台、県内の福祉施設へ福祉車両のご寄贈をいただいています。この取り組みは2006年から始まり、18年間での累計は140台を超え、多くの県内施設で利用者さんの安全と快適な移動に、そして施設職員の皆さんにとっても欠かせない移動手段として活躍しています。

寄贈先については、(福)神奈川県社会福祉協議会(以下、本会)会員である障害福祉施設協議会社会就労センター協議会介護老人保健施設協議会老人福祉施設協議会に対し希望調査を行い、神奈川県自動車会議所の意向、希望をもとに選定を行っています。

2025年1月23日、(一社)神奈川県自動車会議所、令和6年度の寄贈先8施設、各ディーラーの皆さんにお集まりいただき、福祉車両贈呈式を執り行いました。

 

▶KVCから“ひとこと”
県内には、自動車の検査や登録などの手続きを行う4つの窓口機関(神奈川運輸支局、川崎自動車検査登録事務所、相模自動車検査登録事務所、湘南自動車検査登録事務所)が所在しており、この所轄エリアごとに車両を配分しています。当取り組みのように県全域の福祉施設を対象として実施されるケースでは、かながわボランティアセンターが持つ“広域ボランティアセンター”としての機能が活かされます。

福祉車両贈呈式では、配分を受けた施設から次のとおり謝意が伝えられました。

「車は身体障害者の送迎支援である“ドアtoドア”に欠かせないもの」
「物価高騰で手が出せずにいたので大変ありがたいご支援」
「施設周辺の路線バスの廃線の恐れがあり、この先の移動手段を支える重要な手段となる」
「施設にリフト車が1台もなく、受け入れたくても受け入れられない利用者がいた。ご寄贈いただいたことで対応することができる」

(一社)神奈川県自動車会議所より寄贈された福祉車両は、乗り物、移動手段としてだけではなく、福祉施設に関わる人々の笑顔を、豊かな人生を大切に運ぶ架け橋として、今日も利用者や職員を乗せて走ります。