●寄附者
(株)キャリアドライブ 藤沢高等自動車学校
●寄附内容
「かながわ交通遺児等援護基金」へのご寄附
●チャリティーイベント会場での募金活動
“地域とともにある教習所”という視点を大切にしている藤沢高等自動車学校。路上教習等、日頃から地域の皆さんに見守っていただいているという感謝の気持ちを込めて、子どもから大人までが参加できる「フェスタ・フジサワ」を開催しています。2024年度は初めて「チャリティーイベント」として開催。イベントテーマ【好奇心に直撃~遊ぶ・食べる・学ぶ~】と併せて掲げられたもう一つのテーマ【楽しみながらできる支援!】が参加された多くの方々の心に届き、会場の募金箱にはたくさんの“ご支援”が集まりました。
自動車関係の企業ということで、本会基金のひとつ「かながわ交通遺児等援護基金」へご寄附をいただきました。
▶KVCから“ひとこと”
教習所内に、本会の寄附寄贈活動リーフレットを配架していただいていたことから、今回のお申し出をいただきました。
当該教習所の運営会社である(株)キャリアドライブは、企業プロフィールに「我が社は社会貢献企業でなければならない」と掲げているように、生活保護受給世帯の若者を対象とした普通自動車免許取得の無償化を藤沢市社協との協働で行っているほか、保護司や社会福祉法人の監事を担う等、様々な社会福祉活動に取り組まれています。
「微力ではあるが無力ではないと思いながら、社会貢献として様々なことにこれからも取り組んでいきたい」という田村代表取締役の思いは職員に浸透しており、「今回のチャリティーイベントとして開催する案は現場の職員からの声によるもの。(瀧井取締役)」だったそうです。発起人であり、今回の試みに手応えを感じた中澤サブリーダーからは「県社協から交通遺児世帯の子どもたちが向き合う厳しい現実等について話を聞くことができ、改めて運転教習の重要さを実感した。社内の仲間にも広めていきたい」と、力強い言葉を伺いました。佐藤マネージャーからは「教習所は運転技術の向上だけでなく、運転に対する意識の向上も図っていく場。学科授業では、交通事故の加害者、被害者それぞれの手記等も教材に取り入れている。」という説明もあり、基金へのご寄附という被害者支援に留まらず、加害者・被害者を出さない企業姿勢と強い意志を感じました。
頂戴しました寄附金は、交通事故により保護者が死亡または重度の障害となった世帯の子どもたちへの継続的な援助・激励に係る取り組みに活用させていただきます。