○終了しました
家族関係や地域社会の地縁関係も希薄化する懸念がある中、誰もが住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続けていくために様々な取り組みが広がっています。その取り組み一つ一つは大切なものですが、少子高齢化、定年延長という社会情勢も相まって、「担い手不足」の課題や活動継続における懸念の声が上がっています。
地域の活動を続けていくために、私たちはどう取り組んだら良いのでしょうか。事例を交えながら、共に学び、実践者同士が交流する機会として本交流会を開催します。
ぜひふるってご参加ください。
●概要
【テーマ】
担い手について考える
【対象】
ボランティア活動、市民活動、社会貢献活動に興味・関心のある方ならどなたでも
(ボランティア、NPO、企業、社協、行政、学生、地域住民組織等) ※ボランティア未経験者の方も大歓迎!
【開催日及び会場】
令和6年3月13日(水)14:00~16:30
神奈川県社会福祉センター 4階402・403(横浜市神奈川区反町3丁目17-2)
【主催】
社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会
【定員】
80名(先着順)
【参加費】
1,000円 *事前振込となります
●プログラム
【開会・オリエンテーション】
【講演】
「担い手の課題と、担い手となることの意味」(30分)
▷講師:妻鹿ふみ子氏(東海大学健康学部健康マネジメント学科 教授)
【実践報告】
①あいちゃんサービスに見る元気高齢者の活躍
▷報告者:石井康弘氏(ボランティア団体 あいちゃんサービス 代表)
▷あいちゃんサービスの取り組みについて
愛川町内の高齢化率が上昇しつつあり、2025年より加速が予想されるため、身体機能の衰えにより日常生活に不自由が生じる高齢者の困りごとの手助けを高齢者同志の安心感の中で行う集団をボランティアで結集して活動することを目的として発足。日常のちょっとした困りごとのサポートを行い、地域住民による互助活動によって明るく暮らせる地域づくりを目指しています。
高齢者人口が増えるなかで、元気高齢者が生き生きと活躍することで、活動や地域が元気になっている様子を伺います。
②自分が楽しむ、子どもが楽しめる活動を大切に
▷報告者:相馬英樹氏(横浜市泉区白百合台自治会青年団フェローズ代表)
▷フェローズの取り組みについて
自治会活動を行う中で、「地域の高齢化」や「自治会離れによる担い手不足」、「地域への参画意識の低さ」など、様々な問題が感じられたこと、またせっかく会長や役員としてノウハウを身に付けても、今の体制では経験を積み上げることができないことから、会長や役員退任後も活動をうまく継続させる仕組み(担い手の受け皿)が必要と考えたことから、「できる人が、地域活動に積極的に参加し、交流を深める場として組織する」を目的に、平成24年7月「白百合台青年団(フェローズ)」を結成しました。
前年踏襲ではなく、自分たちが楽しめること、子どもが一緒に楽しめることを中心に活動していく中で、担い手が広がっていった経過を伺います。
③大学生から見た地域福祉活動
▷報告者:山口涼太氏(東海大学健康学部健康マネジメント学科 学生)
▷卒業論文での考察をもとに
「拠点づくりの「キモ」はなにか?~地域の拠点づくりの普遍的条件を考える~」を卒業論文テーマに据え、地域活動への参加や活動者へのインタビューをもとにまとめました。地域福祉を学ぶ学生の視点から見た、地域活動の担い手の意味や課題について伺います。
【参加者交流(グループワーク)】
ご自身の実践内容、実践報告で参考になったこと、実践報告の中でより聞いてみたいことについて参加者同士でお話しいただきます。
【全体共有、質疑応答】
【まとめ・閉会】
●申込等
下記URLよりGoogleフォームへアクセスの上、必要事項を3月4日(月)17時までにご入力ください。申し込みいただいたメールアドレス宛に送金先等についてご案内をお送りします。
▶申込フォーム: https://x.gd/PR2AH
*但し定員になり次第、締切としますのでお早目にお申し込みください。
なお受講の可否については受講不可の場合のみ連絡いたします。